医薬経済オンライン

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医療激動の時代 関連企業の戦略を診る

ニプロ 進路はグローバル総合医療企業

医療機器を軸に国際戦略を推進

2022年6月15日号

 ニプロは医療用硝子製品を出発点に、70年代からはダイアライザ(人工腎臓透析器)を皮切りに医療機器の生産を開始、さらに医療現場での「医薬と機器のキット化」ニーズの高まりに対応し医薬に進出、医療機器・医薬・ファーマパッケージング(医療用硝子)を事業の3本柱にして、これに経営資源を集中する戦略を推進している。  22年3月期実績で事業別売上高構成比は、医療機器が75.5%、医薬が15.0%、ファーマパッケージング9.4%、その他が0.1%だった。医療機器が中軸事業で全体の4分の3を占めており、医薬・ファーマパッケージングは、その製品内容から医療機器を補完する事業と見ることができる。  医療機器の主な製品は、ダイアライザ及び透析システム、血液回路などの透析関連機器・部品、循環器治療用カテーテルセット・血栓吸引カテーテルなどのバスキ...  ニプロは医療用硝子製品を出発点に、70年代からはダイアライザ(人工腎臓透析器)を皮切りに医療機器の生産を開始、さらに医療現場での「医薬と機器のキット化」ニーズの高まりに対応し医薬に進出、医療機器・医薬・ファーマパッケージング(医療用硝子)を事業の3本柱にして、これに経営資源を集中する戦略を推進している。  22年3月期実績で事業別売上高構成比は、医療機器が75.5%、医薬が15.0%、ファーマパッケージング9.4%、その他が0.1%だった。医療機器が中軸事業で全体の4分の3を占めており、医薬・ファーマパッケージングは、その製品内容から医療機器を補完する事業と見ることができる。  医療機器の主な製品は、ダイアライザ及び透析システム、血液回路などの透析関連機器・部品、循環器治療用カテーテルセット・血栓吸引カテーテルなどのバスキュ

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