医薬経済オンライン

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平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜

北海道限定的着上陸作戦の恐れ

第150回

埼玉県国民保護協議会委員 照井資規

2022年6月15日号

 いまの日本は世界の安全保障の最前線にあり、最も戦場になる恐れがあるのが北海道東部である。  自衛隊ではロシア、中国、北朝鮮を合わせて「露華鮮(ろかせん)」と言う。96年頃までは、 「露」日本を侵攻できる金がない 「華」日本に渡る船がない 「鮮」日本を侵攻する能力がない  そういった状態であり、米国にとっても、経済力が韓国の次席である旧ソビエト連邦とその崩壊後のロシアよりも、日本の再軍備による脅威のほうが懸念事項であった。  しかし、現在では、 「露」中国の資金援助がある 「華」3年後に空母が整備される 「鮮」水素爆弾を装備化できる  と状況が大きく変わっている。  実際に使用できる戦術兵器となった「中性子爆弾(戦術核兵器)」は水爆を製造する技術がなければ...  いまの日本は世界の安全保障の最前線にあり、最も戦場になる恐れがあるのが北海道東部である。  自衛隊ではロシア、中国、北朝鮮を合わせて「露華鮮(ろかせん)」と言う。96年頃までは、 「露」日本を侵攻できる金がない 「華」日本に渡る船がない 「鮮」日本を侵攻する能力がない  そういった状態であり、米国にとっても、経済力が韓国の次席である旧ソビエト連邦とその崩壊後のロシアよりも、日本の再軍備による脅威のほうが懸念事項であった。  しかし、現在では、 「露」中国の資金援助がある 「華」3年後に空母が整備される 「鮮」水素爆弾を装備化できる  と状況が大きく変わっている。  実際に使用できる戦術兵器となった「中性子爆弾(戦術核兵器)」は水爆を製造する技術がなければつく

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