NOTEBOOK-こぼれ話
事情通?
2022年6月15日号
5月31日開催の日本ジェネリック製薬協会総会で、新会長に高田製薬の高田浩樹社長が就任した。ここ数年、沢井製薬と東和薬品の大手2社が交互に就いていたなか、中堅の高田(売上高261億円)が業界代表となる。それでもメディアの関心事は、正会員資格停止中の日医工の事業再生にあった。 会見で記者の質問に、高田新会長は、業界代表の見解を避けつつ「個人的には非常に興味をもって注視する」と胸の内を明かした。しかし、副会長に回った沢井の澤井光郎会長は「副会長は皆一緒だと思う」と述べ、発言を避けた。 異彩を放ったのが、副会長再任となった東和の吉田逸郎社長だ。澤井会長と席が離れていたこともあってか、記者に名指しでコメントを求められると、「何で、私なんですか?」と困惑しながらも、業界の供給不安などについて「個人的には異常事態だと思っている」と強い言葉で応じた。そして、...
5月31日開催の日本ジェネリック製薬協会総会で、新会長に高田製薬の高田浩樹社長が就任した。ここ数年、沢井製薬と東和薬品の大手2社が交互に就いていたなか、中堅の高田(売上高261億円)が業界代表となる。それでもメディアの関心事は、正会員資格停止中の日医工の事業再生にあった。 会見で記者の質問に、高田新会長は、業界代表の見解を避けつつ「個人的には非常に興味をもって注視する」と胸の内を明かした。しかし、副会長に回った沢井の澤井光郎会長は「副会長は皆一緒だと思う」と述べ、発言を避けた。 異彩を放ったのが、副会長再任となった東和の吉田逸郎社長だ。澤井会長と席が離れていたこともあってか、記者に名指しでコメントを求められると、「何で、私なんですか?」と困惑しながらも、業界の供給不安などについて「個人的には異常事態だと思っている」と強い言葉で応じた。そして、日
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