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巻頭言

業界はイノベーションへの「正当な評価」を国民に求めていない

田村麻美・国民民主党参院議員

2022年7月1日号

——6月15日に閉会した通常国会では、20回も「薬価」と発言されていました。小誌にとってはMVPです。 田村 ありがとうございます(笑)。当選当初から、薬価については業界から話を聞き、国会で話題にしてきた。丸2年ほど聞き続け、ようやく自分のなかで製薬産業の役割と課題が捉えられるようになった。それで今国会では、自分から積極的に取り上げたのが発言回数につながったと思う。 ——業界に感じることは。 田村 薬価改定の問題が何かという捉え方が、自分たちの立場からの主張でしかない。記事などを読んでいると、業界側は改定を引き下げありきで受け止めているのがよくわかる。だが、薬価改定そのものが悪いのではない。改定はあくまで仕組みであって、引き下げありきで改定が行われていることが問題だ。「正当な価格」というものにどうやったら... ——6月15日に閉会した通常国会では、20回も「薬価」と発言されていました。小誌にとってはMVPです。 田村 ありがとうございます(笑)。当選当初から、薬価については業界から話を聞き、国会で話題にしてきた。丸2年ほど聞き続け、ようやく自分のなかで製薬産業の役割と課題が捉えられるようになった。それで今国会では、自分から積極的に取り上げたのが発言回数につながったと思う。 ——業界に感じることは。 田村 薬価改定の問題が何かという捉え方が、自分たちの立場からの主張でしかない。記事などを読んでいると、業界側は改定を引き下げありきで受け止めているのがよくわかる。だが、薬価改定そのものが悪いのではない。改定はあくまで仕組みであって、引き下げありきで改定が行われていることが問題だ。「正当な価格」というものにどうやったら持

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