医薬経済オンライン

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「支援候補全勝」の製薬業界が安堵できないわけ

参院選・自民大勝の陰でさまざまな明暗

2022年7月15日号

「危なかった候補もいたが、重点支援した10人全員が当選したのは、喜ばしい」  22年参院選について語るのは日本製薬団体連合会の政治団体「製薬産業政治連盟」の関係者だ。  前回19年参院選を振り返れば、10勝は同じだが、3敗を喫していた。ところが今回は重点的に支援すると決めた与野党議員10人が全員当選という結果が出た。今回は、日薬連理事長に宮島俊彦氏(元厚生労働省老健局長)が就任してから2回目の参院選となった。  今回の重点支援候補は与党内の影響力の面で軽量級が並ぶ。目立つのは、自民党厚労部会長を2度経験した福岡資麿氏(佐賀)や、新型コロナウイルスへの治療薬やワクチン対応で急速に業界との距離縮めた公明党の秋野公造氏(福岡)くらいだ。  10人のうち、3人は選挙が近づき、急遽追加した面々になる。野党のベテラン医系... 「危なかった候補もいたが、重点支援した10人全員が当選したのは、喜ばしい」  22年参院選について語るのは日本製薬団体連合会の政治団体「製薬産業政治連盟」の関係者だ。  前回19年参院選を振り返れば、10勝は同じだが、3敗を喫していた。ところが今回は重点的に支援すると決めた与野党議員10人が全員当選という結果が出た。今回は、日薬連理事長に宮島俊彦氏(元厚生労働省老健局長)が就任してから2回目の参院選となった。  今回の重点支援候補は与党内の影響力の面で軽量級が並ぶ。目立つのは、自民党厚労部会長を2度経験した福岡資麿氏(佐賀)や、新型コロナウイルスへの治療薬やワクチン対応で急速に業界との距離縮めた公明党の秋野公造氏(福岡)くらいだ。  10人のうち、3人は選挙が近づき、急遽追加した面々になる。野党のベテラン医系議員

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