セブン＆アイが高齢者獲得に「新手法」

コンビニ競争時代の差別化は「いきつけ」と「会話からのヒント」

2022年7月15日号

化ける取り組みになるかもしれない　NTTコミュニケーションズ（NTTCom）がセブン＆アイ・ホールディングスが開始した「いきつけフォン」に参画し、高齢者の心身の健康維持を図る取り組みを行っている。　NTTComの連携先である特定非営利活動法人「アクティブシニア支援機構」（ASO）のスタッフが、とかく発話の機会が少なくなりがちな高齢者に定期的に電話をかけ、会話内容を分析し、「気づきや行動のキッカケ」を提供するというもの。集めた情報は今後、コンビニエンスストアなど多様な販路を持つセブン＆アイの業態で活用していく狙いがあるとみられる。高齢者へのマーケティングは、少子高齢化社会を迎えて、活用が期待できそうだ。　最近、コンビニを訪れて感じるのは、高齢者が増えてきたと思うこと。人口構成からすれば当然なのかもしれない。現在コン... 化ける取り組みになるかもしれない　NTTコミュニケーションズ（NTTCom）がセブン＆アイ・ホールディングスが開始した「いきつけフォン」に参画し、高齢者の心身の健康維持を図る取り組みを行っている。　NTTComの連携先である特定非営利活動法人「アクティブシニア支援機構」（ASO）のスタッフが、とかく発話の機会が少なくなりがちな高齢者に定期的に電話をかけ、会話内容を分析し、「気づきや行動のキッカケ」を提供するというもの。集めた情報は今後、コンビニエンスストアなど多様な販路を持つセブン＆アイの業態で活用していく狙いがあるとみられる。高齢者へのマーケティングは、少子高齢化社会を迎えて、活用が期待できそうだ。　最近、コンビニを訪れて感じるのは、高齢者が増えてきたと思うこと。人口構成からすれば当然なのかもしれない。現在コンビ

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