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Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング

米国大学院(パブリックヘルス専攻)を終えて

第107回 次世代の製薬企業社員が注目すべき学問

ジョージメイスン大学大学院(バージニア州)パブリックヘルス専攻  堀玲子

2022年7月15日号

 今年5月に米国バージニア州にあるジョージメディソン大学のパブリックヘルス修士を会得した。パブリックヘルスの学位は新型コロナウイルス禍によりメディアに出演されている先生方を通じてかなり馴染みが出てきたが、まだマイナーな分野である。  日本語訳も私が薬科大学時に学んだときは、「公衆衛生」といったわかりにくいものであったが、人間総合科学大学・丸井英二教授の論文『Public Healthと公衆衛生学』にもあるように医学教育の一部であり、患者と健康人を合わせて人口全体のための学問であるというところが一番ピンと来る。私的には、「保健医療」といった広範囲な包括的な学問であると思っている。  製薬企業で、医療経済・疫学などを研究しているグループ以外はあまり馴染みがないかもしれない。すでにMBAなどを持っている社員も多いが、次世代の社員には是非パ...  今年5月に米国バージニア州にあるジョージメディソン大学のパブリックヘルス修士を会得した。パブリックヘルスの学位は新型コロナウイルス禍によりメディアに出演されている先生方を通じてかなり馴染みが出てきたが、まだマイナーな分野である。  日本語訳も私が薬科大学時に学んだときは、「公衆衛生」といったわかりにくいものであったが、人間総合科学大学・丸井英二教授の論文『Public Healthと公衆衛生学』にもあるように医学教育の一部であり、患者と健康人を合わせて人口全体のための学問であるというところが一番ピンと来る。私的には、「保健医療」といった広範囲な包括的な学問であると思っている。  製薬企業で、医療経済・疫学などを研究しているグループ以外はあまり馴染みがないかもしれない。すでにMBAなどを持っている社員も多いが、次世代の社員には是非パブ

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