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2022年7月15日号
欧州血液学会、CAR−T療法の新データに「明暗」
欧州血液学会は6月9〜12日、第27回年次総会をオーストリアで開催した。対面とオンラインのハイブリッド方式だったが、世界各地から研究者が参集した。
米アッヴィとデンマーク・ジェンマブは、第Ⅱ相試験の詳細な結果を発表、CD3とCD20を標的とする二重特異性抗体「エプコリタマブ」が、前治療歴を有する大細胞型B細胞性リンパ腫(LBCL)に持続的な奏効をもたらすことを明らかにした。
第Ⅱ相は、中央値で3つのラインの前治療を受けた157人の再発または難治性LBCL患者で構成。被験者の39%がCAR-T細胞療法を受けており、その4分の3がCAR-Tに不応性だった。第Ⅱ相で同薬は63%の全奏効率(ORR)を、最新の解析では39%の完全奏効率(CR)を示した。
CAR-T細胞療法既治療患者群ではORRは54%、CRは34%...
欧州血液学会、CAR−T療法の新データに「明暗」
欧州血液学会は6月9〜12日、第27回年次総会をオーストリアで開催した。対面とオンラインのハイブリッド方式だったが、世界各地から研究者が参集した。
米アッヴィとデンマーク・ジェンマブは、第Ⅱ相試験の詳細な結果を発表、CD3とCD20を標的とする二重特異性抗体「エプコリタマブ」が、前治療歴を有する大細胞型B細胞性リンパ腫(LBCL)に持続的な奏効をもたらすことを明らかにした。
第Ⅱ相は、中央値で3つのラインの前治療を受けた157人の再発または難治性LBCL患者で構成。被験者の39%がCAR-T細胞療法を受けており、その4分の3がCAR-Tに不応性だった。第Ⅱ相で同薬は63%の全奏効率(ORR)を、最新の解析では39%の完全奏効率(CR)を示した。
CAR-T細胞療法既治療患者群ではORRは54%、CRは34%、
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