NOTEBOOK-こぼれ話
内閣改造
2022年7月15日号
参院選での自民党大勝を受け、岸田文雄首相は9月にも党役員人事と内閣改造に踏み切るという。党内人事で影響力を誇示していた安倍晋三元首相が急死し、「党内力学が大変化」していくなかでの人事である。どのような人事を進めていくのか、俄然注目は集まっている。 医療・医薬品業界ではもちろん後藤茂之厚生労働相の去就がひとつの関心時だ。就任以降、新型コロナウイルス対策、22年度診療報酬・薬価改定、雇用対策、子育て支援に奔走してきた。とくに失点はない。もっとも、この1年の岸田政権は失点しないことを目標としていたので、これ自体で評価されることはない。 旧大蔵省出身で00年の衆院選で初当選を果たして以降、主に税制や社会保障関連の政策立案や調整に奔走してきた。政策の理解力は党内でも群を抜いているが、官僚(大蔵)臭が抜けていない。 今後、社会保障関連の改革スケジュール...
参院選での自民党大勝を受け、岸田文雄首相は9月にも党役員人事と内閣改造に踏み切るという。党内人事で影響力を誇示していた安倍晋三元首相が急死し、「党内力学が大変化」していくなかでの人事である。どのような人事を進めていくのか、俄然注目は集まっている。 医療・医薬品業界ではもちろん後藤茂之厚生労働相の去就がひとつの関心時だ。就任以降、新型コロナウイルス対策、22年度診療報酬・薬価改定、雇用対策、子育て支援に奔走してきた。とくに失点はない。もっとも、この1年の岸田政権は失点しないことを目標としていたので、これ自体で評価されることはない。 旧大蔵省出身で00年の衆院選で初当選を果たして以降、主に税制や社会保障関連の政策立案や調整に奔走してきた。政策の理解力は党内でも群を抜いているが、官僚(大蔵)臭が抜けていない。 今後、社会保障関連の改革スケジュールは22
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