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反ワクチン活動のイザコザ

2022年7月15日号

 新型コロナウイルス対策の本命は何といってもワクチン。それに全面的信頼をおいて1%でも接種率を高めようと懸命の努力を重ねている。なのに東京、大阪の大都市などで反ワクチンのデモが起きたりしている。 とくに困ったことに、医療の重要な担い手である医師の中に思いのほか多くのワクチン反対論者がいて、何ともモヤモヤ感が収まらない。 それが、ある学会のシンポジウムでワクチン効果を否定する医師が登壇する予定という事例として発生、ソーシャルメディアでも話題として広まった。言論の自由のもと反ワクチン主張は基本的人権の範囲内と言える。だが、学会シンポという場において、医学知識の基本を欠く人物が招待されたことは極めて遺憾。学会本部あるいは会場会員から大きな批判もなく小さなボヤで済んでしまった。 東京メトロがワクチンの危険性を主張する医師の出版本の広告を、一度車内...  新型コロナウイルス対策の本命は何といってもワクチン。それに全面的信頼をおいて1%でも接種率を高めようと懸命の努力を重ねている。なのに東京、大阪の大都市などで反ワクチンのデモが起きたりしている。 とくに困ったことに、医療の重要な担い手である医師の中に思いのほか多くのワクチン反対論者がいて、何ともモヤモヤ感が収まらない。 それが、ある学会のシンポジウムでワクチン効果を否定する医師が登壇する予定という事例として発生、ソーシャルメディアでも話題として広まった。言論の自由のもと反ワクチン主張は基本的人権の範囲内と言える。だが、学会シンポという場において、医学知識の基本を欠く人物が招待されたことは極めて遺憾。学会本部あるいは会場会員から大きな批判もなく小さなボヤで済んでしまった。 東京メトロがワクチンの危険性を主張する医師の出版本の広告を、一度車内に

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