不発に終わった塩野義の「禁じ手」
政治と薬事が交錯した「ゾコーバ」緊急承認見送り
2022年8月1日号
公明党厚労部会で見送りを報告
初の国産の新型コロナウイルス治療薬が承認されなかったことはもちろん、製薬企業としての言わば「禁じ手」を連発して粘り続けた塩野義製薬の一連の振る舞いへの落胆も大きい。厚生労働省が「継続審議」の判断を下した同社の経口薬「ゾコーバ」(一般名=エンシトレルビル)。その裏には、水と油の関係であるべき「薬事と政治」を交錯させてまで、まだ願望止まりの新薬の緊急承認に漕ぎつけようとした塩野義の姿があった。
公明党厚労部会で見送りを報告
初の国産の新型コロナウイルス治療薬が承認されなかったことはもちろん、製薬企業としての言わば「禁じ手」を連発して粘り続けた塩野義製薬の一連の振る舞いへの落胆も大きい。厚生労働省が「継続審議」の判断を下した同社の経口薬「ゾコーバ」(一般名=エンシトレルビル)。その裏には、水と油の関係であるべき「薬事と政治」を交錯させてまで、まだ願望止まりの新薬の緊急承認に漕ぎつけようとした塩野義の姿があった。
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