医薬経済オンライン

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「エグゼンプト・ドラッグ」復活の兆し

業界発の薬価制度提言はどうなる?

2022年8月1日号

 日本製薬工業協会(会長=岡田安史・エーザイ代表執行役COO)の会長会見が突如、延期となった。7月27日に次期薬価制度改革に向けた提言を発表する予定だったが、1ヵ月程度延期される方向だ。  製薬協は「外部環境の変化の見極めが必要であると判断した」と説明している。外部環境に変化として、最も大きいのが、厚生労働省が9月上旬までに立ち上げる流通・薬価制度に関する有識者検討会の存在だ。  製薬協関係者によると「当初の想定より、具体的な業界の考え方を示す必要がある」との危機感から、提言内容を詰める必要性が生じたのだという。直近の課題として23年度の「中間年改定」、さらに「調整幅の見直し」があるが、視野に入れるのは、その先の24年度次期薬価制度改革。それは、診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定のタイミングでもある。 ...  日本製薬工業協会(会長=岡田安史・エーザイ代表執行役COO)の会長会見が突如、延期となった。7月27日に次期薬価制度改革に向けた提言を発表する予定だったが、1ヵ月程度延期される方向だ。  製薬協は「外部環境の変化の見極めが必要であると判断した」と説明している。外部環境に変化として、最も大きいのが、厚生労働省が9月上旬までに立ち上げる流通・薬価制度に関する有識者検討会の存在だ。  製薬協関係者によると「当初の想定より、具体的な業界の考え方を示す必要がある」との危機感から、提言内容を詰める必要性が生じたのだという。直近の課題として23年度の「中間年改定」、さらに「調整幅の見直し」があるが、視野に入れるのは、その先の24年度次期薬価制度改革。それは、診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定のタイミングでもある。

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