国内後発品業界に「冬の時代」が到来
飽和する市場、毎年改定などマイナス材料ばかり
2022年8月1日号
21年度決算で詳細なデータ開示している後発品企業5社(サワイホールディングス、日医工、東和薬品、日本調剤の子会社日本ジェネリック、日本ケミファ)の事業を詳細に分析すると、日医工とサワイHDは海外事業の損失拡大、不祥事の影響を受けた日医工の業績悪化、日本ジェネリックと日本ケミファの緩やかな回復が特徴だ。
サワイHDの国内事業は売上高前年度比6.7%増の1638億4100万円、営業利益は23.1%増の323億6100万円と好調に推移したものの、海外事業が大きく足を引っ張っている。海外事業の売上高は▲10.9%の299億7500万円、米アップシャー・スミス・ラボラトリーズに関連した無形資産745億円のうち、減損損失として688億円を計上したことで、営業損失が682億4900万円と赤字幅が拡大した。日医工の国内売上高は▲1.6%の1390億2700万円、営業赤字は140億1700万円。また...
21年度決算で詳細なデータ開示している後発品企業5社(サワイホールディングス、日医工、東和薬品、日本調剤の子会社日本ジェネリック、日本ケミファ)の事業を詳細に分析すると、日医工とサワイHDは海外事業の損失拡大、不祥事の影響を受けた日医工の業績悪化、日本ジェネリックと日本ケミファの緩やかな回復が特徴だ。
サワイHDの国内事業は売上高前年度比6.7%増の1638億4100万円、営業利益は23.1%増の323億6100万円と好調に推移したものの、海外事業が大きく足を引っ張っている。海外事業の売上高は▲10.9%の299億7500万円、米アップシャー・スミス・ラボラトリーズに関連した無形資産745億円のうち、減損損失として688億円を計上したことで、営業損失が682億4900万円と赤字幅が拡大した。日医工の国内売上高は▲1.6%の1390億2700万円、営業赤字は140億1700万円。また、
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