インタビュー・青野吉晃 ノバルティス ファーマ執行役員営業本部長
質か量か、二者択一ではない
2009年4月1日号
ノバルティスファーマは3月13日、一挙に4製品の国内上市を果たした。同社は09年を「飛躍の年」と位置付け、成長ドライバーとして新製品に期待を寄せる。一方で、循環器領域の降圧配合剤「コディオ」の激しいシェア争いをはじめ、他社との競合や適正使用といった課題もある。同社の医薬品事業本部営業本部の青野吉晃執行役員本部長に話を聞いた。
――医薬事業本部で展開している「コディオ」「ルセンティス」「ゾレア」の営業方針について、お聞かせ下さい。
青野 それぞれに持ち場がある。何よりも、必要とされる患者たちに、適正に適切に使われるようにしたいということが、一番の方針だ。単に、いわゆるリソースをかけたプロモーションを展開して、ものすごく売りたいとか、そちらだけに軸足を置いている訳ではない。
例えばコディオは、...
ノバルティスファーマは3月13日、一挙に4製品の国内上市を果たした。同社は09年を「飛躍の年」と位置付け、成長ドライバーとして新製品に期待を寄せる。一方で、循環器領域の降圧配合剤「コディオ」の激しいシェア争いをはじめ、他社との競合や適正使用といった課題もある。同社の医薬品事業本部営業本部の青野吉晃執行役員本部長に話を聞いた。
――医薬事業本部で展開している「コディオ」「ルセンティス」「ゾレア」の営業方針について、お聞かせ下さい。
青野 それぞれに持ち場がある。何よりも、必要とされる患者たちに、適正に適切に使われるようにしたいということが、一番の方針だ。単に、いわゆるリソースをかけたプロモーションを展開して、ものすごく売りたいとか、そちらだけに軸足を置いている訳ではない。
例えばコディオは、(降
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