上昌広の日本医療の診立て
実力に格段の差、日本と世界のアカデミア
第23回 「官」の情報独占の弊害、仮説レベルの政策で失敗
2022年8月1日号
新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発競争で、日本の製薬企業が欧米の後塵を拝しているのは周知の事実だ。では、アカデミアはどうなっているのだろうか。本稿で論じたい。
医学研究の成果は、英文で学術誌に論文として発表される。一定の信頼性がある学術誌に掲載された論文は、米国立医学図書館データベース(PubMed)に収載され、世界中の誰でも検索することが可能となる。各国、各大学の新型コロナ論文数を調べることで、それらの研究力を推定できる。
これから紹介する各種の調査結果は、医療ガバナンス研究所の山下えりかが中心となって行ったものである。
新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発競争で、日本の製薬企業が欧米の後塵を拝しているのは周知の事実だ。では、アカデミアはどうなっているのだろうか。本稿で論じたい。
医学研究の成果は、英文で学術誌に論文として発表される。一定の信頼性がある学術誌に掲載された論文は、米国立医学図書館データベース(PubMed)に収載され、世界中の誰でも検索することが可能となる。各国、各大学の新型コロナ論文数を調べることで、それらの研究力を推定できる。
これから紹介する各種の調査結果は、医療ガバナンス研究所の山下えりかが中心となって行ったものである。
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