看護学者から見た個別化医療とグローバリズム
希望をもたらすナースプラクティショナー
第60回 私のライフワークが決まった瞬間
大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院 山川みやえ
2022年8月1日号
前回7月1日号の執筆時、私ははっきり言ってやさぐれていた。その気持ちが本稿にも表れてしまったように思う。老年看護学では、高齢者の生活に関して、いい状態(well-being)に持っていくため、環境を整えることをメインとし、身体状況にアプローチしつつ、精神面、社会面の充実を図ろうとしている。つまり、高齢者を患者ではなく「生活者」としてみることが重要である。
長生きしたくないという人もいるなかで、長生きがいいものだと思ってもらいたい、と老年期を体験したことのない若輩者は思うわけである。この超高齢社会において、死を感じるような病気にかからず、事件や事故にも巻き込まれず歳を重ねていけたということは最高にラッキーであり、その強運をwell-beingにつなげたいと思っている。
前回7月1日号の執筆時、私ははっきり言ってやさぐれていた。その気持ちが本稿にも表れてしまったように思う。老年看護学では、高齢者の生活に関して、いい状態(well-being)に持っていくため、環境を整えることをメインとし、身体状況にアプローチしつつ、精神面、社会面の充実を図ろうとしている。つまり、高齢者を患者ではなく「生活者」としてみることが重要である。
長生きしたくないという人もいるなかで、長生きがいいものだと思ってもらいたい、と老年期を体験したことのない若輩者は思うわけである。この超高齢社会において、死を感じるような病気にかからず、事件や事故にも巻き込まれず歳を重ねていけたということは最高にラッキーであり、その強運をwell-beingにつなげたいと思っている。
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