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臨床研究と患者の人権

第3シリーズ⑥ 倫理指針逸脱した先進医療

ジャーナリスト 出河雅彦

2022年8月1日号

金沢大学病院 「金沢大学附属病院カフェイン併用化学療法に関する調査委員会」(以下、カフェイン併用化学療法調査委員会と言う)は、臨床試験の症例登録が行われずに実施された治療に関する問題のほかに、症例登録が行われて臨床試験として実施された症例に関する問題についても分析している。  すでに述べたように、金沢大学整形外科の土屋弘行医師らの研究グループは「臨床的な使用確認試験」のプロトコールが倫理審査委員会で審査中の2008年3月に開いた厚生労働科学研究の班会議で、勝手に被験者の適格基準を変更した。カフェイン併用化学療法調査委員会は、この変更による「臨床試験としての適正さ」を検証した。  カフェイン併用化学療法調査委員会が2014年12月にまとめた最終報告書によると、2008年4月1日〜2010年3月31日の症例登録期間中に金沢大学病... 金沢大学病院 「金沢大学附属病院カフェイン併用化学療法に関する調査委員会」(以下、カフェイン併用化学療法調査委員会と言う)は、臨床試験の症例登録が行われずに実施された治療に関する問題のほかに、症例登録が行われて臨床試験として実施された症例に関する問題についても分析している。  すでに述べたように、金沢大学整形外科の土屋弘行医師らの研究グループは「臨床的な使用確認試験」のプロトコールが倫理審査委員会で審査中の2008年3月に開いた厚生労働科学研究の班会議で、勝手に被験者の適格基準を変更した。カフェイン併用化学療法調査委員会は、この変更による「臨床試験としての適正さ」を検証した。  カフェイン併用化学療法調査委員会が2014年12月にまとめた最終報告書によると、2008年4月1日〜2010年3月31日の症例登録期間中に金沢大学病院

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