医薬経済オンライン

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Patient Relations 患者会

PPHの会

2009年4月1日号

もうひとつの「ドラッグ・ラグ」  治療薬が国内で未承認・適応外使用の患者にとって「ドラッグ・ラグ」は、切実な問題だ。近ごろは、同じ疾患の患者が集まって「患者会」を結成し、問題解決に向けて、幅広い活動を手がけるようになってきた。世間には、疾患の認知度を高めるためにセミナーを開催し、薬の承認を訴える署名活動などを行っている。  集めた署名とともに要望書・嘆願書を厚生労働省へ提出し、国会議員に相談を持ちかけることもよくある。これら一連の行為が、実際の薬の審査にどの程度影響を与えるかは不明だが、活動後に承認された薬は多い。  一般的に、薬の早期承認がドラッグ・ラグの解消とされているが、薬の承認がゴールではないドラッグ・ラグがあることはあまり知られていない。すでに国内で承認されているが、有効に使われておらず、何人もの患者が命を... もうひとつの「ドラッグ・ラグ」  治療薬が国内で未承認・適応外使用の患者にとって「ドラッグ・ラグ」は、切実な問題だ。近ごろは、同じ疾患の患者が集まって「患者会」を結成し、問題解決に向けて、幅広い活動を手がけるようになってきた。世間には、疾患の認知度を高めるためにセミナーを開催し、薬の承認を訴える署名活動などを行っている。  集めた署名とともに要望書・嘆願書を厚生労働省へ提出し、国会議員に相談を持ちかけることもよくある。これら一連の行為が、実際の薬の審査にどの程度影響を与えるかは不明だが、活動後に承認された薬は多い。  一般的に、薬の早期承認がドラッグ・ラグの解消とされているが、薬の承認がゴールではないドラッグ・ラグがあることはあまり知られていない。すでに国内で承認されているが、有効に使われておらず、何人もの患者が命を落と

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