アジアの医療見聞録
予防接種の 失われた10年
第39回
朝日新聞医療グループ記者 和田公一
2009年4月1日号
「おはよう、ドクター ハマダ」
テレビ電話の画面に、マレーシアの院長が姿を現した。
「おはよう、今日も元気そうだね。それでは、今月の日本人患者報告をお願いしよう」
「相変わらず感染症が多い。とくに今月は、下痢の患者が増えているね。残念ながら、今月も感染症にかかった外国人のなかでは、日本人がトップだった」
「またトップとは、お恥ずかしい……」
「いやいや、当院は日本人が受診してくれると儲かるからいいよ。でも、そろそろ手を打たなければいけないね」
◇
「おはよう、ドクター ハマダ」
テレビ電話の画面に、マレーシアの院長が姿を現した。
「おはよう、今日も元気そうだね。それでは、今月の日本人患者報告をお願いしよう」
「相変わらず感染症が多い。とくに今月は、下痢の患者が増えているね。残念ながら、今月も感染症にかかった外国人のなかでは、日本人がトップだった」
「またトップとは、お恥ずかしい……」
「いやいや、当院は日本人が受診してくれると儲かるからいいよ。でも、そろそろ手を打たなければいけないね」
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