深層◎薬価制度改革 業界が流す「血と汗」
エグゼンプトにふさわしい新薬は? 大きすぎる代償
2009年1月1日号
中医協論議に対する白けムードはいつものこと?
「今回の業界の薬価制度改革案は、『座して死を待つよりは…』という程度のものではないのか。出発点からして、抜本改革と呼ぶには程遠い」
ある証券アナリストの冷めた意見は、そのまま大方の見方と重なる。
日本製薬団体連合会が、今年7月に、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に提示した業界発の薬価制度改革案への関心は高い。薬価専門部会の傍聴を希望する関係者は多く、そのなかにはアナリストも含まれている。いくらオープンの議論とはいえ、こうした光景はなかなかお目にかかれない。
ところが、である。議論が進むにつれ、市場関係者の関心が薄まっている。
特許または再審査期間中の薬価維持と、その後の長期収載品の大幅な薬価切り下げは、大半の国内メーカーに...
中医協論議に対する白けムードはいつものこと?
「今回の業界の薬価制度改革案は、『座して死を待つよりは…』という程度のものではないのか。出発点からして、抜本改革と呼ぶには程遠い」
ある証券アナリストの冷めた意見は、そのまま大方の見方と重なる。
日本製薬団体連合会が、今年7月に、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に提示した業界発の薬価制度改革案への関心は高い。薬価専門部会の傍聴を希望する関係者は多く、そのなかにはアナリストも含まれている。いくらオープンの議論とはいえ、こうした光景はなかなかお目にかかれない。
ところが、である。議論が進むにつれ、市場関係者の関心が薄まっている。
特許または再審査期間中の薬価維持と、その後の長期収載品の大幅な薬価切り下げは、大半の国内メーカーにとっ
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