医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

IMSデータに見る市場動向

主観的・客観的データの融合と戦略構築

アイ・エム・エス・ジャパン㈱コンサルティング&サービス 村木基・加藤亮

2009年1月1日号

 今回は製薬企業で行われるプロモーション活動の分析・評価に携わっていない方も対象にし、データを用いたプロモーション活動の評価および活動の修正について、一般的なアプローチを考えたい。 製薬企業はプロモーション計画の作成後、その効果を検証するためにさまざまなデータを活用しているが、実際にはどのようなデータがあるのだろうか。 ほとんどの製薬企業ではMRが「どの医師にどの製品をプロモーションした」かを日報システムで報告している。この日報の報告データは、主観的な自社製品の宣伝回数として、製品ごとに回数や内容が追跡されている。 これ以外のプロモーションデータに、第三者機関がそれぞれの調査手法で客観的にプロモーション状況を追跡しているものがある。このデータは、製薬企業から宣伝された製品、宣伝内容、処方意向の変化の情報を医師から入手、集計しており、客観...  今回は製薬企業で行われるプロモーション活動の分析・評価に携わっていない方も対象にし、データを用いたプロモーション活動の評価および活動の修正について、一般的なアプローチを考えたい。 製薬企業はプロモーション計画の作成後、その効果を検証するためにさまざまなデータを活用しているが、実際にはどのようなデータがあるのだろうか。 ほとんどの製薬企業ではMRが「どの医師にどの製品をプロモーションした」かを日報システムで報告している。この日報の報告データは、主観的な自社製品の宣伝回数として、製品ごとに回数や内容が追跡されている。 これ以外のプロモーションデータに、第三者機関がそれぞれの調査手法で客観的にプロモーション状況を追跡しているものがある。このデータは、製薬企業から宣伝された製品、宣伝内容、処方意向の変化の情報を医師から入手、集計しており、客観的デ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence