医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

Current Issues

血液抗凝結薬、新薬開発が活発

2009年3月15日号

血液抗凝結薬、新薬開発が活発  血液抗凝結薬市場では長く「プラビックス」が支配者だった。サノフィ・アベンティスとブリストルマイヤーズ・スクイブが販売する同剤は、売上高が08年は90億ドル超と、世界第2位の大型製品に成長した。米国だけでの08年の売上高は49億ドルとなった。しかし、プラビックスも「パテントクリフ」(特許終了の山場)の例外ではなく、11年に特許満了を迎える。特許満了間際の今、大規模マーケットを獲得すべく新薬発売、ジェネリックの参入を計画する企業は目白押しだ。  プラビックス競合の一番手は、イーライリリーと第一三共が共同開発する「プラスグレル」(商品名エフィエント)だ。同剤は2月に欧州で承認を取得し、経皮的冠動脈形成術を受ける急性冠症候群患者への投与が認められた。米国では07年12月に申請され、今年2月、FDA諮問... 血液抗凝結薬、新薬開発が活発  血液抗凝結薬市場では長く「プラビックス」が支配者だった。サノフィ・アベンティスとブリストルマイヤーズ・スクイブが販売する同剤は、売上高が08年は90億ドル超と、世界第2位の大型製品に成長した。米国だけでの08年の売上高は49億ドルとなった。しかし、プラビックスも「パテントクリフ」(特許終了の山場)の例外ではなく、11年に特許満了を迎える。特許満了間際の今、大規模マーケットを獲得すべく新薬発売、ジェネリックの参入を計画する企業は目白押しだ。  プラビックス競合の一番手は、イーライリリーと第一三共が共同開発する「プラスグレル」(商品名エフィエント)だ。同剤は2月に欧州で承認を取得し、経皮的冠動脈形成術を受ける急性冠症候群患者への投与が認められた。米国では07年12月に申請され、今年2月、FDA諮問委

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence