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リーダーのための読書論

ハンディキャップを 撥ね除けた上杉鷹山の経営改革

第22回

イーピーメディカル 榎戸誠

2009年1月1日号

「あなたが最も尊敬する日本人は誰か」と日本人記者団から質問されたとき、ジョン・F・ケネディ大統領は「ウエスギヨウザン」と答えたという。 この上杉鷹山とはどのような人物で、彼の何がそんなに魅力的なのであろうか。鷹山の独自の発想と行動を学ぼうとするとき、『上杉鷹山の経営学――危機を乗り切るリーダーの条件』(童門冬二著、PHP文庫)は見逃せない一冊である。鷹山は今から240年ばかり前の米沢(現在の山形県米沢市)藩主である。上杉家は上杉謙信以来の名門であるが、当時は財政破綻状態に陥っており、藩の存続も危ういほどであった。高鍋(現在の宮崎県児湯郡高鍋町)の秋月家という三万石の小大名の次男に生まれ、上杉家の養子として17歳のときに藩主の座に就いた治憲(後の鷹山)は、やがて見事に藩財政を立ち直らせ、目覚ましい行政(経営)改革を成し遂げてしまう。江戸時代は幕... 「あなたが最も尊敬する日本人は誰か」と日本人記者団から質問されたとき、ジョン・F・ケネディ大統領は「ウエスギヨウザン」と答えたという。 この上杉鷹山とはどのような人物で、彼の何がそんなに魅力的なのであろうか。鷹山の独自の発想と行動を学ぼうとするとき、『上杉鷹山の経営学――危機を乗り切るリーダーの条件』(童門冬二著、PHP文庫)は見逃せない一冊である。鷹山は今から240年ばかり前の米沢(現在の山形県米沢市)藩主である。上杉家は上杉謙信以来の名門であるが、当時は財政破綻状態に陥っており、藩の存続も危ういほどであった。高鍋(現在の宮崎県児湯郡高鍋町)の秋月家という三万石の小大名の次男に生まれ、上杉家の養子として17歳のときに藩主の座に就いた治憲(後の鷹山)は、やがて見事に藩財政を立ち直らせ、目覚ましい行政(経営)改革を成し遂げてしまう。江戸時代は幕府や

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