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巻頭言

報酬の評価は「結果」、薬剤師は地域に目を向けて

厚生労働省保険局医療課薬剤管理官 安川孝志

2022年8月15日号

——就任の抱負は。 安川 16年度調剤報酬改定に携わり、保険局は6年ぶり。介護報酬との同時改定に向け、責任を持って対応したい。  薬剤師や薬局に関しては、とくにいろいろと変化が求められる時期に来ている。医薬・生活衛生局でも検討会やワーキンググループで方針が示されたが、これまで言ってきた通り地域包括ケアのなかでの取り組みもあるし、電子処方箋などのデジタル化にどう対応するかが薬剤師に求められている。 ——この6年間、薬局業界ではどんな変化がありましたか。 安川 変わったと言えば変わってはいる。意識というか「こういうことは取り組まなければいけない」という声があがっているのは間違いない。だが、正直なところ風当たりの強さは変わらない。  あとは、どうやって国民、患者に薬剤師や薬局の取り組みを「よか... ——就任の抱負は。 安川 16年度調剤報酬改定に携わり、保険局は6年ぶり。介護報酬との同時改定に向け、責任を持って対応したい。  薬剤師や薬局に関しては、とくにいろいろと変化が求められる時期に来ている。医薬・生活衛生局でも検討会やワーキンググループで方針が示されたが、これまで言ってきた通り地域包括ケアのなかでの取り組みもあるし、電子処方箋などのデジタル化にどう対応するかが薬剤師に求められている。 ——この6年間、薬局業界ではどんな変化がありましたか。 安川 変わったと言えば変わってはいる。意識というか「こういうことは取り組まなければいけない」という声があがっているのは間違いない。だが、正直なところ風当たりの強さは変わらない。  あとは、どうやって国民、患者に薬剤師や薬局の取り組みを「よかっ

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