医薬経済オンライン

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NOTEBOOK-こぼれ話

リストラ前夜のファイザー、ウェブサイトから“消えた社員数”

2022年8月15日号

 大量リストラ計画に揺れるファイザー。来年から始動する新体制でのポジションについて、社内公募が進み、社員は会社側から合否を告げられ、決断を迫られている。 早期退職者の募集開始は10月末から。割増退職金は最大4・5年分と手厚い。次の働き口がある社員からすると割増退職金を手にすれば“宝クジが当たった”状態になるが、転職したほうがいいのか、残留の選択がいいのか、なかなか決心できない社員も多いようだ。 家族が早期退職を強く引き止める事例も、ちらほら聞こえてくる。理由はこうだ。奇しくもファイザーは、新型コロナワクチンの供給と大規模接種で認知度と評判が飛躍的にアップ。「ファイザーに勤めている」のが世間でハイ・ステータス化し、「そんな一流の企業を辞めないで」と家族の心情変化があるようで、以前のリストラの際には見られなかった光景だという。 ただ、無情にも会社...  大量リストラ計画に揺れるファイザー。来年から始動する新体制でのポジションについて、社内公募が進み、社員は会社側から合否を告げられ、決断を迫られている。 早期退職者の募集開始は10月末から。割増退職金は最大4・5年分と手厚い。次の働き口がある社員からすると割増退職金を手にすれば“宝クジが当たった”状態になるが、転職したほうがいいのか、残留の選択がいいのか、なかなか決心できない社員も多いようだ。 家族が早期退職を強く引き止める事例も、ちらほら聞こえてくる。理由はこうだ。奇しくもファイザーは、新型コロナワクチンの供給と大規模接種で認知度と評判が飛躍的にアップ。「ファイザーに勤めている」のが世間でハイ・ステータス化し、「そんな一流の企業を辞めないで」と家族の心情変化があるようで、以前のリストラの際には見られなかった光景だという。 ただ、無情にも会社側は

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