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話題の焦点

「表面無穴の内視鏡手術」

2009年3月1日号

 腹部をメスで切り開いていた内臓手術一辺倒から、数ヵ所に穴を開けるだけの内視鏡の技術が登場して、かれこれ20年になる。 以来、内視鏡外科手術は年々拡大、今どきうらまやましい限りの右肩上がりで、07年単年で、ついに10万例を超えるまで普及が進んだ。 創が線から点になったこと自体、極めて画期的だが、それが今、体表面をまったく傷つけない超低侵襲の新術式が開発され、注目を浴びている。 人間が元来持つ開口部から、腹腔内にアクセスを図ろうとする方式で、口腔や肛門、或いは膣などから消化管などの管腔を通して、その壁を抜け、胸腔内、腹腔内で内視鏡手術を行う、というものである。 これまでより、低侵襲であることはもとより、術後疼痛、癒着、炎症反応などが減ることで、入院期間は短縮されるし、医療費削減にもつながる。超現代的、またまたユニークなアイデアが生まれた。...  腹部をメスで切り開いていた内臓手術一辺倒から、数ヵ所に穴を開けるだけの内視鏡の技術が登場して、かれこれ20年になる。 以来、内視鏡外科手術は年々拡大、今どきうらまやましい限りの右肩上がりで、07年単年で、ついに10万例を超えるまで普及が進んだ。 創が線から点になったこと自体、極めて画期的だが、それが今、体表面をまったく傷つけない超低侵襲の新術式が開発され、注目を浴びている。 人間が元来持つ開口部から、腹腔内にアクセスを図ろうとする方式で、口腔や肛門、或いは膣などから消化管などの管腔を通して、その壁を抜け、胸腔内、腹腔内で内視鏡手術を行う、というものである。 これまでより、低侵襲であることはもとより、術後疼痛、癒着、炎症反応などが減ることで、入院期間は短縮されるし、医療費削減にもつながる。超現代的、またまたユニークなアイデアが生まれた。(ヤ

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