民主に斬られた中医協委員
再び霞み始めた「薬価維持特例」
2009年3月1日号
「前回は同意したのに、なぜ?」
予想しなかった「野党不同意」の意向が伝わると、厚生労働省保険局医療課内に驚きが広がった。
政府は、中央社会保険医療協議会の公益委員、前田雅英・首都大学東京都市教養学部長の再任を求める国会同意人事案を出した。
2月20日の衆院本会議では、自民、公明の賛成多数で政府案に「同意」が決まった。しかし、野党が過半数を占める参院で、そうはいかない。23日の参院本会議で、民主をはじめとする共産、社民、国民新の野党4党が、前田氏の再任に反対し「不同意」が決まった。
国会同意人事には衆院の優越規定がなく、両院の同意が必要なため、参院の不同意で、人事は白紙に戻ってしまう。前田氏は28日に任期切れを迎え、中医協・公益委員の6つのイスのうちのひとつは、当面空席になった。
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「前回は同意したのに、なぜ?」
予想しなかった「野党不同意」の意向が伝わると、厚生労働省保険局医療課内に驚きが広がった。
政府は、中央社会保険医療協議会の公益委員、前田雅英・首都大学東京都市教養学部長の再任を求める国会同意人事案を出した。
2月20日の衆院本会議では、自民、公明の賛成多数で政府案に「同意」が決まった。しかし、野党が過半数を占める参院で、そうはいかない。23日の参院本会議で、民主をはじめとする共産、社民、国民新の野党4党が、前田氏の再任に反対し「不同意」が決まった。
国会同意人事には衆院の優越規定がなく、両院の同意が必要なため、参院の不同意で、人事は白紙に戻ってしまう。前田氏は28日に任期切れを迎え、中医協・公益委員の6つのイスのうちのひとつは、当面空席になった。
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