医薬経済オンライン

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現場の医師が考える 医薬品マーケティング論

どうしても最新の薬がいいの?

第5回

臨床医 建見 霞嗣

2022年9月1日号

 比較的年齢が高くなってしまった私個人は、最近ひとつ困ったことが出てきています。正直言いますと、新しい薬の名前が覚えられなくなってきたんです。  自分の専門領域は「まだよし」としていますが、代表例は糖尿病関連です。まずはインスリン製剤、そしてGLP-1製剤で挫折しました。とどめに、最近はやりのSGLT2阻害剤です。これらはもう他科の人間からすれば魑魅魍魎の世界です。さて、そこで疑問なのですが、古い医薬品しか使わない医師は出来が悪い人間なのでしょうか。個人的には、古い薬をうまく使っている医師のほうがいろいろ考えているのではないかと思います(自画自賛?)。  比較的年齢が高くなってしまった私個人は、最近ひとつ困ったことが出てきています。正直言いますと、新しい薬の名前が覚えられなくなってきたんです。  自分の専門領域は「まだよし」としていますが、代表例は糖尿病関連です。まずはインスリン製剤、そしてGLP-1製剤で挫折しました。とどめに、最近はやりのSGLT2阻害剤です。これらはもう他科の人間からすれば魑魅魍魎の世界です。さて、そこで疑問なのですが、古い医薬品しか使わない医師は出来が悪い人間なのでしょうか。個人的には、古い薬をうまく使っている医師のほうがいろいろ考えているのではないかと思います(自画自賛?)。

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