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2022年9月1日号
世界肺癌学会、進行性肺がん治験で新結果
世界肺癌学会は8月6〜9日、ウィーンで世界肺癌学会議を開催。最新の治療法に関する情報交換が活発に行われた。
米アムジェンは「ルマクラス」の免疫療法との併用による小規模試験について、進行肺がん患者の29%に効果があったが、肝毒性が強くさらなる研究が必要であると報告した。遺伝子変異を標的としたルマクラスの最高用量で治療した58人の被験者のほぼ全員が肝酵素値の上昇を経験し、最低用量で治療した約20%に著しい肝障害が見られたという。研究結果は、米メルクの「キイトルーダ」やスイス・ロシュの「テセントリク」とルマクラスの併用効果がどの程度あるかを示す最初の指標となる。
ルマクラスはKRASと呼ばれる遺伝子の変異型を標的とした経口薬。昨年、化学療法や他の薬による治療後に病状が悪化したKRA...
世界肺癌学会、進行性肺がん治験で新結果
世界肺癌学会は8月6〜9日、ウィーンで世界肺癌学会議を開催。最新の治療法に関する情報交換が活発に行われた。
米アムジェンは「ルマクラス」の免疫療法との併用による小規模試験について、進行肺がん患者の29%に効果があったが、肝毒性が強くさらなる研究が必要であると報告した。遺伝子変異を標的としたルマクラスの最高用量で治療した58人の被験者のほぼ全員が肝酵素値の上昇を経験し、最低用量で治療した約20%に著しい肝障害が見られたという。研究結果は、米メルクの「キイトルーダ」やスイス・ロシュの「テセントリク」とルマクラスの併用効果がどの程度あるかを示す最初の指標となる。
ルマクラスはKRASと呼ばれる遺伝子の変異型を標的とした経口薬。昨年、化学療法や他の薬による治療後に病状が悪化したKRAS遺
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