医薬経済オンライン

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企業力を評価する

グローバル展開にはまだ力不足

第5回 大日本住友製薬

2009年3月1日号

 グローバル展開を積極的に進め実績を挙げている上位4社(武田薬品、アステラス製薬、第一三共、エーザイ)と、それ以下の企業とでは海外実績で大きく水が開いている。海外売上高でみて、上位4社で最小の第一三共に続くのが塩野義製薬だが、水準は第一三共の海外売上高の1割相当にも届かないから話にならない。4社以外は海外市場での実績がなく、グローバルに戦っていくことが容易でないことを示している。  今回は、大日本住友製薬を取り上げる。田辺三菱製薬は07年度が合併直後の変則決算のため、スキップした。  国内製薬企業の上場企業としては、合併によって6位(中外製薬は外資系とみて除外)に浮上した。非上場企業を含めると、上位に大塚製薬がくるため、7位ということになる。国内企業としては大手の一角を占めているわけだ。  しかし、この規...  グローバル展開を積極的に進め実績を挙げている上位4社(武田薬品、アステラス製薬、第一三共、エーザイ)と、それ以下の企業とでは海外実績で大きく水が開いている。海外売上高でみて、上位4社で最小の第一三共に続くのが塩野義製薬だが、水準は第一三共の海外売上高の1割相当にも届かないから話にならない。4社以外は海外市場での実績がなく、グローバルに戦っていくことが容易でないことを示している。  今回は、大日本住友製薬を取り上げる。田辺三菱製薬は07年度が合併直後の変則決算のため、スキップした。  国内製薬企業の上場企業としては、合併によって6位(中外製薬は外資系とみて除外)に浮上した。非上場企業を含めると、上位に大塚製薬がくるため、7位ということになる。国内企業としては大手の一角を占めているわけだ。  しかし、この規模

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