医薬経済オンライン

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東京都医会長選に立つ理由

医療連携で地域の安心・安全を 元日医常任理事・野中 博

聞き手・構成 辰濃哲郎

2009年3月1日号

 4月に実施される東京都医師会の会長選に、日本医師会の元常任理事( 04〜06年)である野中博氏が出馬を決意する文書を会員に送付したのに続き、現会長の鈴木聰男氏も3選出馬を宣言した。日医の唐澤祥人会長のお膝元での会長選は、来年4月の日医会長選を占ううえでの前哨戦ともなるが、その渦中にある野中氏がインタビューに応じた。野中氏は、あくまで日医会長選をにらんだ出馬ではなく、自分の信じる医療政策の実現に向けての出馬であることを強調する。かつて、しこりを残した都医との関係は? 唐澤執行部との距離は? 約2時間半に渡って、揺れる胸の内を明かした。 ――昨年から出馬が取りざたされていたが、いつごろ決断したのか。 野中 きっかけになると言えば、昨年10月に、東京都内の妊婦が、脳出血を起こしながら、受け入れ病院がなかなか見つからな...  4月に実施される東京都医師会の会長選に、日本医師会の元常任理事( 04〜06年)である野中博氏が出馬を決意する文書を会員に送付したのに続き、現会長の鈴木聰男氏も3選出馬を宣言した。日医の唐澤祥人会長のお膝元での会長選は、来年4月の日医会長選を占ううえでの前哨戦ともなるが、その渦中にある野中氏がインタビューに応じた。野中氏は、あくまで日医会長選をにらんだ出馬ではなく、自分の信じる医療政策の実現に向けての出馬であることを強調する。かつて、しこりを残した都医との関係は? 唐澤執行部との距離は? 約2時間半に渡って、揺れる胸の内を明かした。 ――昨年から出馬が取りざたされていたが、いつごろ決断したのか。 野中 きっかけになると言えば、昨年10月に、東京都内の妊婦が、脳出血を起こしながら、受け入れ病院がなかなか見つからない

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