医薬経済オンライン

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期待外れの薬剤師を見捨てる日

後発品変更率わずか「3%」の衝撃度

2009年1月15日号

 「目玉は全世帯へのお願いカード配布」。厚生労働省幹部が語る。 何の話かと言えば、来年度の後発品使用促進策だ。悪名高き社会保障費の自然増2200億円圧縮。09年度予算では、いわゆる「埋蔵金」と道路財源から1970億円を捻出する。唯一、後発品の使用促進による230億円が、社会保障費のカット対象になった。「お願いカード」とは、後発品希望を患者が医療機関、薬局で意思表示するツールだ。健保組合や地方自治体など一部の保険者は、すでに被保険者に配布しているが、これをすべての保険者にやらせる計画だ。 そのための予算を厚労省は確保した。財務省も「全世帯で後発品が頭に浮かぶインパクトは大きい」と、効果に期待を寄せる。後発品促進予算は、前年度の2・4億円から約4倍増の9・1億円まで積み増した。 普及啓発は「お願いカード」だけではない。後発品使用を促進させる...  「目玉は全世帯へのお願いカード配布」。厚生労働省幹部が語る。 何の話かと言えば、来年度の後発品使用促進策だ。悪名高き社会保障費の自然増2200億円圧縮。09年度予算では、いわゆる「埋蔵金」と道路財源から1970億円を捻出する。唯一、後発品の使用促進による230億円が、社会保障費のカット対象になった。「お願いカード」とは、後発品希望を患者が医療機関、薬局で意思表示するツールだ。健保組合や地方自治体など一部の保険者は、すでに被保険者に配布しているが、これをすべての保険者にやらせる計画だ。 そのための予算を厚労省は確保した。財務省も「全世帯で後発品が頭に浮かぶインパクトは大きい」と、効果に期待を寄せる。後発品促進予算は、前年度の2・4億円から約4倍増の9・1億円まで積み増した。 普及啓発は「お願いカード」だけではない。後発品使用を促進させる国民

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