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「社会保障番号」は安全性を担保せよ

2009年2月15日号

 政府・与党は国民に3つ目の番号を付けようと目論んでいる。1つ目は住民基本台帳法に基づく「住民票コード」で、99年から「住基ネット」として全国民に付番された。2つ目は「基礎年金番号」だが、これは加入が義務づけられた20歳以上の人が対象だ。年金番号を巡っては社会保険庁の管理の杜撰さが露呈され、転職するたびに新たな番号が付されたり、保険料の改ざんなどが今も問題となって尾を引いている。 そして、3つ目が「社会保障番号」の導入だ。目的はどうも「接着コード機能」らしい。社会保障は年金・医療・介護・福祉に代表される。これらの制度には、それぞれ個別のコードが付され、個別に管理されてきた。社会保障番号は、社会保障をマクロでとらえ、有機的に情報を交換するための「キーワード」的役割を持たせようというもの。各制度のコードは温存され、社会保障番号が上乗せとなる...  政府・与党は国民に3つ目の番号を付けようと目論んでいる。1つ目は住民基本台帳法に基づく「住民票コード」で、99年から「住基ネット」として全国民に付番された。2つ目は「基礎年金番号」だが、これは加入が義務づけられた20歳以上の人が対象だ。年金番号を巡っては社会保険庁の管理の杜撰さが露呈され、転職するたびに新たな番号が付されたり、保険料の改ざんなどが今も問題となって尾を引いている。 そして、3つ目が「社会保障番号」の導入だ。目的はどうも「接着コード機能」らしい。社会保障は年金・医療・介護・福祉に代表される。これらの制度には、それぞれ個別のコードが付され、個別に管理されてきた。社会保障番号は、社会保障をマクロでとらえ、有機的に情報を交換するための「キーワード」的役割を持たせようというもの。各制度のコードは温存され、社会保障番号が上乗せとなる構図

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