「武田」に慄然とした医療機関
メディパル/アルフレッサの合併破談の背景
2009年2月15日号
合併破談の余波が続いている。
2月5日、アルフレッサホールディングスが4月1日をもってトップ人事を刷新することを発表した。
代表取締役社長に石黒傳六・同HD副社長が昇格し、けん引役だった渡邉新社長が代表取締役会長に就く。破談が理由であることを否定しているものの、破談から1ヵ月も経たぬうちに新体制に移行することは、過去と決別し再出発を図りたいという意向が強く滲んでいる。
メディセオ・パルタックホールディングスも10月に会社組織を純粋持ち株会社とする。アルフレッサHDとの合併計画では、新生HDの形態を純粋持株会社としていたことから、そもそも想定していたものだったのだろう。ただ、仕入機能などを抱えていた事業持株会社からの移行となると、さまざまな機能を子会社に振り分けていかなければならず、大幅な組織変更と...
合併破談の余波が続いている。
2月5日、アルフレッサホールディングスが4月1日をもってトップ人事を刷新することを発表した。
代表取締役社長に石黒傳六・同HD副社長が昇格し、けん引役だった渡邉新社長が代表取締役会長に就く。破談が理由であることを否定しているものの、破談から1ヵ月も経たぬうちに新体制に移行することは、過去と決別し再出発を図りたいという意向が強く滲んでいる。
メディセオ・パルタックホールディングスも10月に会社組織を純粋持ち株会社とする。アルフレッサHDとの合併計画では、新生HDの形態を純粋持株会社としていたことから、そもそも想定していたものだったのだろう。ただ、仕入機能などを抱えていた事業持株会社からの移行となると、さまざまな機能を子会社に振り分けていかなければならず、大幅な組織変更と人
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