医薬経済オンライン

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製薬各社を襲うNDMAリスクは「桁違い」

終わりの見えない安定供給問題がまた増加

2022年9月15日号

ラニチジンとがん発症に因果関係なしと主張するGSK  9月に入ってもなお、後発品大手日医工(富山市)の経営再建にメドがつかないなかで、2日には中堅の辰巳化学(金沢市)に行政処分が下った。何度目になるのだろうか。もはや驚きを通り越して「またか」と呆れる人も多いのではないか。  限定出荷、出荷停止が終息する気配のない後発品ではあるが、実は先発品も他人事ではない。 ファイザー製品で発覚 「患者様の本製品から他の抗うつ薬等への切り替えまでの間は弊社からは限定出荷とさせていただき、その後、本製品の使用期限内のすべての製造番号品の自主回収を進めることを予定しております」  こう医療関係者に呼び掛けているのはファイザーだ。よもや「改ざん」「齟齬」が新薬メーカーにも飛び火したかと思いきや、理由は異な... ラニチジンとがん発症に因果関係なしと主張するGSK  9月に入ってもなお、後発品大手日医工(富山市)の経営再建にメドがつかないなかで、2日には中堅の辰巳化学(金沢市)に行政処分が下った。何度目になるのだろうか。もはや驚きを通り越して「またか」と呆れる人も多いのではないか。  限定出荷、出荷停止が終息する気配のない後発品ではあるが、実は先発品も他人事ではない。 ファイザー製品で発覚 「患者様の本製品から他の抗うつ薬等への切り替えまでの間は弊社からは限定出荷とさせていただき、その後、本製品の使用期限内のすべての製造番号品の自主回収を進めることを予定しております」  こう医療関係者に呼び掛けているのはファイザーだ。よもや「改ざん」「齟齬」が新薬メーカーにも飛び火したかと思いきや、理由は異なる。

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