現場の医師が考える 医薬品マーケティング論
薬学部/薬科大、何を今さら
第6回
臨床医 建見 霞嗣
2022年9月15日号
06年より6年制に移行した薬学部/薬科大学ですが、いま頃になって質の向上云々という話が持ち上がっています。薬剤師国家試験の合格率が低迷(22年の第107回は68.66%、2回連続の70%割れ)し、授業についていけない学生がたくさん出てきたので、「薬学部/薬科大の認可のあり方を今後考えましょうね」とのことのようです。
正直に言ってしまえば、大学の本質を考えると、非常にアホらしい話です。昔から授業についてこれない生徒はいます。そもそも、生徒の最低限の学力レベルは、入試の時点で担保していたはずです。もはや、それを維持することが難しくなったということでしょうか。
06年より6年制に移行した薬学部/薬科大学ですが、いま頃になって質の向上云々という話が持ち上がっています。薬剤師国家試験の合格率が低迷(22年の第107回は68.66%、2回連続の70%割れ)し、授業についていけない学生がたくさん出てきたので、「薬学部/薬科大の認可のあり方を今後考えましょうね」とのことのようです。
正直に言ってしまえば、大学の本質を考えると、非常にアホらしい話です。昔から授業についてこれない生徒はいます。そもそも、生徒の最低限の学力レベルは、入試の時点で担保していたはずです。もはや、それを維持することが難しくなったということでしょうか。
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