医薬経済オンライン

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世界の医薬品業界

拡大続く抗炎症性免疫疾患薬市場

第186回

研ファーマ・ブレーン 永江研太郎

2022年9月15日号

 世界の医薬品市場で、新型コロナウイルス関連のワクチンや医薬品を別にすれば、最大の薬効は抗がん剤である。21年の抗がん剤市場は1796億ドルで20年より8%、金額で133億ドル増加した。抗がん剤市場ではロシュの3大抗がん剤だった「アバスチン」「リツキサン」「ハーセプチン」がバイオシミラーの浸透でこれらの合計額は19年の197億ドルから21年は91億ドルへ2年で106億ドルも減少しているが、抗がん剤トップの「キイトルーダ」が28億ドル増、多発性骨髄腫の「ダラザレックス」が18億ドル増など引き続き大きく伸びているほか、10億ドル以上の製品も増えている。  今回はそれに続く薬効で、ヒュミラに代表され、最近はUCBの「ビンゼレックス」やマルホの「ミチーガ」など新製品が次々と発売されている抗炎症性免疫疾患薬市場についてまとめた。  世界の医薬品市場で、新型コロナウイルス関連のワクチンや医薬品を別にすれば、最大の薬効は抗がん剤である。21年の抗がん剤市場は1796億ドルで20年より8%、金額で133億ドル増加した。抗がん剤市場ではロシュの3大抗がん剤だった「アバスチン」「リツキサン」「ハーセプチン」がバイオシミラーの浸透でこれらの合計額は19年の197億ドルから21年は91億ドルへ2年で106億ドルも減少しているが、抗がん剤トップの「キイトルーダ」が28億ドル増、多発性骨髄腫の「ダラザレックス」が18億ドル増など引き続き大きく伸びているほか、10億ドル以上の製品も増えている。  今回はそれに続く薬効で、ヒュミラに代表され、最近はUCBの「ビンゼレックス」やマルホの「ミチーガ」など新製品が次々と発売されている抗炎症性免疫疾患薬市場についてまとめた。

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