医薬経済オンライン

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医療激動の時代 関連企業の戦略を診る

プレシジョン・システム・サイエンス 武器は独自のDNA抽出技術

OEMでグローバル展開

2022年9月15日号

 プレシジョン・システム・サイエンスは85年に臨床検査機器の保守メンテナンス事業として創業したが、95年に磁性体粒子法利用の化学発光免疫測定装置の製品化に成功した。この技術をマグトレーション・テクノロジーの名称で世界各国に特許出願、95年にDNA自動抽出装置などの製品化に漕ぎ着け、バイオ領域のベンチャー企業として始動した。  96年以降はDNA自動抽出装置を主力製品にして、研究所・検査センターなどラボ施設の自動化を対象に各種自動化装置、免疫化学発光測定装置、全自動PCR装置などを開発、製品ラインを強化してきてきた。さらに、機器に使用する試薬・反応容器などの消耗品も生産する一貫製造体制を構築し、販売機期のメンテナンスなどユーザーニーズに対応して事業拡大を進めている。  バイオ関連業界では、新興企業が新技術を製品化しグロー...  プレシジョン・システム・サイエンスは85年に臨床検査機器の保守メンテナンス事業として創業したが、95年に磁性体粒子法利用の化学発光免疫測定装置の製品化に成功した。この技術をマグトレーション・テクノロジーの名称で世界各国に特許出願、95年にDNA自動抽出装置などの製品化に漕ぎ着け、バイオ領域のベンチャー企業として始動した。  96年以降はDNA自動抽出装置を主力製品にして、研究所・検査センターなどラボ施設の自動化を対象に各種自動化装置、免疫化学発光測定装置、全自動PCR装置などを開発、製品ラインを強化してきてきた。さらに、機器に使用する試薬・反応容器などの消耗品も生産する一貫製造体制を構築し、販売機期のメンテナンスなどユーザーニーズに対応して事業拡大を進めている。  バイオ関連業界では、新興企業が新技術を製品化しグローバル

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