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2022年9月15日号
RSVワクチン開発レースが佳境に
2020年と21年が新型コロナウイルスワクチンの開発競争だったとすれば、22年はRSV(Respiratory Syncytial Virus)ワクチン開発の年だ。そして、レースは最終コーナーに差しかかっている。RSVは目新しい流行病ではなく、何十年も前から存在しているが、ワクチンはまだ登場しておらず治療も支持療法のみだ。
先頭集団はファイザーを筆頭に、グラクソ・スミスクライン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アストラゼネカ、サノフィ、それに新興のモデルナ、ノババックスなど。この感染症は、ワクチンのない最後の小児疾患とも言われているため、各社が重要なターゲットに挙げている。
RSVは気道のウイルス感染症で、世界保健機関(WHO)はRSVによる年間感染者数が6400万人、死亡者数は16万人と推計している。17年の幼児のRSV関連感...
RSVワクチン開発レースが佳境に
2020年と21年が新型コロナウイルスワクチンの開発競争だったとすれば、22年はRSV(Respiratory Syncytial Virus)ワクチン開発の年だ。そして、レースは最終コーナーに差しかかっている。RSVは目新しい流行病ではなく、何十年も前から存在しているが、ワクチンはまだ登場しておらず治療も支持療法のみだ。
先頭集団はファイザーを筆頭に、グラクソ・スミスクライン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アストラゼネカ、サノフィ、それに新興のモデルナ、ノババックスなど。この感染症は、ワクチンのない最後の小児疾患とも言われているため、各社が重要なターゲットに挙げている。
RSVは気道のウイルス感染症で、世界保健機関(WHO)はRSVによる年間感染者数が6400万人、死亡者数は16万人と推計している。17年の幼児のRSV関連感染
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