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INTERVIEW

「将来投資を、早い時期に」

富士製薬社長 今井博文

2009年2月15日号

 後発品各社が、右肩上がりの成長を邁進している。こうした好況下にあって、ホルモン剤や造影剤など、病院市場向けの注射剤に特化した中堅の後発品メーカーとして知られる富士製薬は、長期的な継続成長をめざし、新規事業の開拓を急ぐ。同社の今井博文社長に話を聞いた。 ――追い風が吹く後発品業界にあって、御社のビジネスは非常にユニークな印象があります。 今井 富士製薬は、後発品の仕事をしているが、実は他の大手の後発品メーカーと、ほとんど市場がぶつかることはない。いわゆるブロックバスターの取扱いはほとんどない。製品の剤形別で見ても、8割が注射剤で、経口剤は1割しかない。この比率は、だいたい他社と逆転している。  市場も、主に産婦人科で使われるホルモン剤などの「女性医療」と、放射線科に絞った造影剤など「急性期...  後発品各社が、右肩上がりの成長を邁進している。こうした好況下にあって、ホルモン剤や造影剤など、病院市場向けの注射剤に特化した中堅の後発品メーカーとして知られる富士製薬は、長期的な継続成長をめざし、新規事業の開拓を急ぐ。同社の今井博文社長に話を聞いた。 ――追い風が吹く後発品業界にあって、御社のビジネスは非常にユニークな印象があります。 今井 富士製薬は、後発品の仕事をしているが、実は他の大手の後発品メーカーと、ほとんど市場がぶつかることはない。いわゆるブロックバスターの取扱いはほとんどない。製品の剤形別で見ても、8割が注射剤で、経口剤は1割しかない。この比率は、だいたい他社と逆転している。  市場も、主に産婦人科で使われるホルモン剤などの「女性医療」と、放射線科に絞った造影剤など「急性期医

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