脅威が増すインフルエンザ | 医薬経済オンライン

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脅威が増すインフルエンザ

2009年2月15日号

脅威が増すインフルエンザ　世界中でインフルエンザが猛威を振るっている。欧州では過去１０年で最悪の事態となっている。アイルランド、ポルトガルなど東側から流行が始まり、独仏、北欧へと患者が増えていることを欧州疾病予防センターが報告した。流行しているのはＨ３Ｎ２（ブリスベン株）で「タミフル」と「リレンザ」が有効だが、感染後４８時間以内に投与しなければ効果はない。　米国では２月初め時点で猛威はないが、流行タイプはタミフルの効果がないＨ１Ｎ１だ。タミフルは米国で最も普及しているインフルエンザ薬で、ＣＤＣ（疾病予防管理センター）は１２月、サンプル７３件中７２件がタミフル耐性だったと報告した。一方、リレンザは全タイプのインフルエンザに有効性があるため、使用が推奨されている。　誤った薬剤の使用は耐性ウイルスを生むことから慎重な... 脅威が増すインフルエンザ　世界中でインフルエンザが猛威を振るっている。欧州では過去１０年で最悪の事態となっている。アイルランド、ポルトガルなど東側から流行が始まり、独仏、北欧へと患者が増えていることを欧州疾病予防センターが報告した。流行しているのはＨ３Ｎ２（ブリスベン株）で「タミフル」と「リレンザ」が有効だが、感染後４８時間以内に投与しなければ効果はない。　米国では２月初め時点で猛威はないが、流行タイプはタミフルの効果がないＨ１Ｎ１だ。タミフルは米国で最も普及しているインフルエンザ薬で、ＣＤＣ（疾病予防管理センター）は１２月、サンプル７３件中７２件がタミフル耐性だったと報告した。一方、リレンザは全タイプのインフルエンザに有効性があるため、使用が推奨されている。　誤った薬剤の使用は耐性ウイルスを生むことから慎重な処

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