医薬経済オンライン

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企業力を評価する

課題は売上成長力の回復に

第3回 第一三共

2009年2月1日号

 第一三共の企業力を07年度データによって、1月1日号で示した欧米大手5社(ファイザー、ブリストル・マイヤーズスクイブ、イーライリリー、ノバルティス、アストラゼネカ)平均を基準値にしたケースと、武田薬品を基準値にしたケースでみた。 安全性以外は低水準  欧米大手5社平均を基準とした規模、成長性、収益性、安全性、研究開発力の5項目の平均値は86・3だった。欧米大手5社平均の水準に比べて企業力は8掛け強の水準ということになる。武田薬品の128・4、アステラス製薬の103・0と比較して、かなり見劣りする結果になった。これは項目別にみて武田薬品が収益性、安全性、研究開発力の3項目、アステラス製薬が成長性、安全性の2項目で欧米大手5社平均を超えたのに、第一三共が超えたのは安全性の1項目にとどまったためだ。  安全性...  第一三共の企業力を07年度データによって、1月1日号で示した欧米大手5社(ファイザー、ブリストル・マイヤーズスクイブ、イーライリリー、ノバルティス、アストラゼネカ)平均を基準値にしたケースと、武田薬品を基準値にしたケースでみた。 安全性以外は低水準  欧米大手5社平均を基準とした規模、成長性、収益性、安全性、研究開発力の5項目の平均値は86・3だった。欧米大手5社平均の水準に比べて企業力は8掛け強の水準ということになる。武田薬品の128・4、アステラス製薬の103・0と比較して、かなり見劣りする結果になった。これは項目別にみて武田薬品が収益性、安全性、研究開発力の3項目、アステラス製薬が成長性、安全性の2項目で欧米大手5社平均を超えたのに、第一三共が超えたのは安全性の1項目にとどまったためだ。  安全性4

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