INTERVIEW
「消費者サイド」で競争を
インタビュー・東和薬品社長 吉田逸郎
2009年2月1日号
後発品メーカーの業績が好調だ。国を挙げての後発品の使用促進策という追い風もあって、大きく売上げを伸ばしている。DPC病院や大手チェーン薬局など、今後のさらなる市場拡大を見越し、後発品各社は、従来の販売会社(代理店)中心の取引形態から、卸ルートへと販路の比重を強めている。一方、後発品大手のなかでも、あくまで販社ルートへのこだわりを示しているのが、東和薬品だ。
――まずは、今期( 09年3月期)の業績の見通しから聞かせてください。中間期発表時には、業績予想の上方修正もしました。
吉田 予定通りに行っている。上方修正といっても、数億円程度の上振れだが、第3四半期も計画を達成しており、12月、1月もそこそこの数字をあげている。計画プラスアルファといったところだ。(売上高で)2ケタ増は、これは日本ジェネリック製薬...
後発品メーカーの業績が好調だ。国を挙げての後発品の使用促進策という追い風もあって、大きく売上げを伸ばしている。DPC病院や大手チェーン薬局など、今後のさらなる市場拡大を見越し、後発品各社は、従来の販売会社(代理店)中心の取引形態から、卸ルートへと販路の比重を強めている。一方、後発品大手のなかでも、あくまで販社ルートへのこだわりを示しているのが、東和薬品だ。
――まずは、今期( 09年3月期)の業績の見通しから聞かせてください。中間期発表時には、業績予想の上方修正もしました。
吉田 予定通りに行っている。上方修正といっても、数億円程度の上振れだが、第3四半期も計画を達成しており、12月、1月もそこそこの数字をあげている。計画プラスアルファといったところだ。(売上高で)2ケタ増は、これは日本ジェネリック製薬協
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