医薬経済オンライン

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コンビニ・スーパーが参入する理由

OTC薬販売、迎え撃つドラッグストアの優位性は当面

2008年12月15日号

 09年6月、改正薬事法の下で登録販売者制度がスタートする。薬剤師の領域だった医薬品の販売が開放され、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの異業種・異業態が新たに医薬品市場に参入する。  すでにコンビニ・スーパー各社は、新制度の資格取得に奔走し、OTC薬販売の多店舗化を睨み実験を開始した。ただ、参入する競合相手が増加すれば、OTC薬の店頭価格が下落し、それに伴い売場効率を悪化させる危険を伴う。 手探り状態のファミマ  一方、迎え撃つドラッグストアは、当面は既得権益のなかで優位性を維持できるものの、業態の深耕に遅れをとれば、同質化競争に埋没する可能性もある。小売薬業界は今後、異業種・異業態と同業が入り混じった熾烈な競争に突入する。  コンビニ3位のファミリーマートは、医薬品販売の実験を、...  09年6月、改正薬事法の下で登録販売者制度がスタートする。薬剤師の領域だった医薬品の販売が開放され、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの異業種・異業態が新たに医薬品市場に参入する。  すでにコンビニ・スーパー各社は、新制度の資格取得に奔走し、OTC薬販売の多店舗化を睨み実験を開始した。ただ、参入する競合相手が増加すれば、OTC薬の店頭価格が下落し、それに伴い売場効率を悪化させる危険を伴う。 手探り状態のファミマ  一方、迎え撃つドラッグストアは、当面は既得権益のなかで優位性を維持できるものの、業態の深耕に遅れをとれば、同質化競争に埋没する可能性もある。小売薬業界は今後、異業種・異業態と同業が入り混じった熾烈な競争に突入する。  コンビニ3位のファミリーマートは、医薬品販売の実験を、9月

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