技術革新と製薬企業の明日
加熱する抗肥満薬の開発競争
第143回 最前線はパスウェイ創薬
宮田総研代表取締役 宮田満
2022年10月1日号
22年8月25日、厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会が、「マンジャロ」(チルゼパチド)の糖尿病治療薬としての承認を了承した。近く厚生労働省から正式承認を得られる見込みだ。
実はマンジャロには2つの意味が込められている。第1はGIP/GLP-1受容体作動薬という2つの受容体に結合し、薬効を高めたファースト・イン・クラスの新薬であること。そして第2は欧米市場で、抗肥満薬の実用化でデンマークのノボ・ノルディスクに大きく差を開けられた、米イーライ・リリーの反撃の狼煙であることだ。
22年8月25日、厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会が、「マンジャロ」(チルゼパチド)の糖尿病治療薬としての承認を了承した。近く厚生労働省から正式承認を得られる見込みだ。
実はマンジャロには2つの意味が込められている。第1はGIP/GLP-1受容体作動薬という2つの受容体に結合し、薬効を高めたファースト・イン・クラスの新薬であること。そして第2は欧米市場で、抗肥満薬の実用化でデンマークのノボ・ノルディスクに大きく差を開けられた、米イーライ・リリーの反撃の狼煙であることだ。
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