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INTERVIEW

看過される高齢がん患者の「過少治療」 

インタビュー・山本寛 東京都健康長寿医療センター呼吸器内科部長 腫瘍医と老年科医の連携が重要

2022年10月1日号

 恒例の「敬老の日」にちなんだ総務省の高齢者統計調査では、毎年のように記録を塗り替えている。 「総人口が減少するなかで、高齢者人口は3627万人と過去最多」 「総人口に占める割合は29.1%と過去最高」   今までと異なるのは、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、高齢就業者の伸びが鈍化したくらいか。総人口に占める高齢者の割合は50年(4.9%)以降、一貫して上昇しており、今回の29.1%は通過点で、40年には35.3%になる見通しだ。  戦後、劇的に人口構造が変わった日本だが、その歪みはあらゆる面で露呈している。80年代には「医療費亡国論」が唱えられ、増大する社会保障費に警鐘が鳴らされてきたが、解決には程遠い。一方で、当の高齢者の医療が手厚いとは必ずしも言えないようだ。2人に1人が発症し、3人に1人が命を落とす「...  恒例の「敬老の日」にちなんだ総務省の高齢者統計調査では、毎年のように記録を塗り替えている。 「総人口が減少するなかで、高齢者人口は3627万人と過去最多」 「総人口に占める割合は29.1%と過去最高」   今までと異なるのは、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、高齢就業者の伸びが鈍化したくらいか。総人口に占める高齢者の割合は50年(4.9%)以降、一貫して上昇しており、今回の29.1%は通過点で、40年には35.3%になる見通しだ。  戦後、劇的に人口構造が変わった日本だが、その歪みはあらゆる面で露呈している。80年代には「医療費亡国論」が唱えられ、増大する社会保障費に警鐘が鳴らされてきたが、解決には程遠い。一方で、当の高齢者の医療が手厚いとは必ずしも言えないようだ。2人に1人が発症し、3人に1人が命を落とす「がん

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