看護学者から見た個別化医療とグローバリズム
人生における価値と余白の意味①
第62回 価値を本気で持とうとしているのか
大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院 山川みやえ
2022年10月1日号
先日、シンポジウムを企画し開催した。そのシンポジウムは以前にも本誌6月1日号で少し紹介したが、私が代表を務めるプロジェクトで、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)の基幹プロジェクト「科学と人のアートによって醸成される、一人ひとりの自律に基づく死生観に裏打ちされた超高齢社会 (通称SSI自律アート)」のキックオフのシンポジウムだ。テーマは「超高齢社会の諸課題に対するデザイン志向とその戦略」である。フェイスブックにアップしたら一般の人たちから「少し難しそうだなぁ、やはり大学……」という反応があったが、テーマは身近なことであり、何しろスピーカーが多彩で非常に興味深いことから、自信はあった(ポスター参照)。そのとおりで、ハイブリッドで実施したが、対面で50人、オンラインは180人の事前申し込みがあった。チラシができたのが8月だったことを考えると大...
先日、シンポジウムを企画し開催した。そのシンポジウムは以前にも本誌6月1日号で少し紹介したが、私が代表を務めるプロジェクトで、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)の基幹プロジェクト「科学と人のアートによって醸成される、一人ひとりの自律に基づく死生観に裏打ちされた超高齢社会 (通称SSI自律アート)」のキックオフのシンポジウムだ。テーマは「超高齢社会の諸課題に対するデザイン志向とその戦略」である。フェイスブックにアップしたら一般の人たちから「少し難しそうだなぁ、やはり大学……」という反応があったが、テーマは身近なことであり、何しろスピーカーが多彩で非常に興味深いことから、自信はあった(ポスター参照)。そのとおりで、ハイブリッドで実施したが、対面で50人、オンラインは180人の事前申し込みがあった。チラシができたのが8月だったことを考えると大盛
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