巻頭言
リフィルはこれから進んでいく
日本調剤株式会社 取締役上席執行役員 小柳利幸
2022年10月15日号
——最近の経営状況や、22年度調剤報酬改定の影響は。
小柳 新型コロナウイルス禍の受診抑制から、だんだん回復はしてきているところ。ただ、どこも同じだろうが大手チェーンを対象とした「調剤基本料3ーハ」の影響が一番大きい。処方箋1枚あたり100円下がるので、経営上のインパクトが多大だ。付随する地域支援体制加算の要件見直しは来年4月からだが、やっぱりハードルは高い。
——どの部分が高いですか。
小柳 やはり在宅は、こういうご時世なので連携会議ができない。がんばってはいるが、厚生労働省もなかなか厳しい設定をされたなと思う。
今回の改定で初めてなのは、今はよくても経過措置で1年後に加算のハードルが上がること。現状は、見た目上「よかったね」という感じでも、先のことを考えると準備をしていかないといけない。
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——最近の経営状況や、22年度調剤報酬改定の影響は。
小柳 新型コロナウイルス禍の受診抑制から、だんだん回復はしてきているところ。ただ、どこも同じだろうが大手チェーンを対象とした「調剤基本料3ーハ」の影響が一番大きい。処方箋1枚あたり100円下がるので、経営上のインパクトが多大だ。付随する地域支援体制加算の要件見直しは来年4月からだが、やっぱりハードルは高い。
——どの部分が高いですか。
小柳 やはり在宅は、こういうご時世なので連携会議ができない。がんばってはいるが、厚生労働省もなかなか厳しい設定をされたなと思う。
今回の改定で初めてなのは、今はよくても経過措置で1年後に加算のハードルが上がること。現状は、見た目上「よかったね」という感じでも、先のことを考えると準備をしていかないといけない。
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