「医療品卸売業」に参入した鴻池グループの狙い所
難題「インド医療市場」の道標となる
2022年10月15日号
厳しい市場で開拓続ける
9月中旬、老舗物流会社の「鴻池運輸」は「グループのインド子会社『カルナメディカル』がインドで医療品、食品の卸売業の免許を取得した」と発表した。
昨今は中国に対抗すべく、日米豪印4ヵ国による「QUAD(クアッド)」や「インド太平洋経済枠組み」(IPEF)が登場し、俄にインドが注目されているが、多くの日本企業にとってインドは中国と比べ、まだまだ遠い存在だ。そんなインドでの卸売業免許の取得というだけのこともあってか、マスコミの注目度は少々低かった。
だが、インドは23年には人口が中国を抜いて15億人に達するという国だ。そんな巨大市場に逸早く進出したのが鴻池運輸で、13年には首都ニューデリーに近く、日本人駐在員が多く住むハリヤナ州グルガオン市にカルナメディカルを設立している。このカルナメディカル...
厳しい市場で開拓続ける
9月中旬、老舗物流会社の「鴻池運輸」は「グループのインド子会社『カルナメディカル』がインドで医療品、食品の卸売業の免許を取得した」と発表した。
昨今は中国に対抗すべく、日米豪印4ヵ国による「QUAD(クアッド)」や「インド太平洋経済枠組み」(IPEF)が登場し、俄にインドが注目されているが、多くの日本企業にとってインドは中国と比べ、まだまだ遠い存在だ。そんなインドでの卸売業免許の取得というだけのこともあってか、マスコミの注目度は少々低かった。
だが、インドは23年には人口が中国を抜いて15億人に達するという国だ。そんな巨大市場に逸早く進出したのが鴻池運輸で、13年には首都ニューデリーに近く、日本人駐在員が多く住むハリヤナ州グルガオン市にカルナメディカルを設立している。このカルナメディカルが
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