ドクターかでいの医療の裏技
健康経営に想う
第22回
かでい伝次郎
2022年10月15日号
「健康経営」という言葉がある。経営者のイニシアチブにより、従業員の健康の保持・増進を戦略的に実施することで、企業価値を高めようという主旨の言葉である。
そもそもは06年にこの言葉が商標登録され、NPO法人健康経営研究会が設立されたことが濫觴とされる。どういった経緯で創案されたのかは、調べてはみたがよくわからない。しかし、商標登録を行ったのは、けだし卓見である。
その後、15年から経済産業省と東京証券取引所が共同で「健康経営銘柄」を公表するようになった。22年は32業種から50社が選定された。今年は8回目の公表で、医薬品業界から協和キリンが選ばれた。健康経営銘柄に選定されることは、名誉なことなので、これまでの選定企業を列挙すると、第1回の15年にはロート製薬、16〜19年の4年間は塩野義製薬、20年は小野薬品工業、21年は大日本住友製薬(...
「健康経営」という言葉がある。経営者のイニシアチブにより、従業員の健康の保持・増進を戦略的に実施することで、企業価値を高めようという主旨の言葉である。
そもそもは06年にこの言葉が商標登録され、NPO法人健康経営研究会が設立されたことが濫觴とされる。どういった経緯で創案されたのかは、調べてはみたがよくわからない。しかし、商標登録を行ったのは、けだし卓見である。
その後、15年から経済産業省と東京証券取引所が共同で「健康経営銘柄」を公表するようになった。22年は32業種から50社が選定された。今年は8回目の公表で、医薬品業界から協和キリンが選ばれた。健康経営銘柄に選定されることは、名誉なことなので、これまでの選定企業を列挙すると、第1回の15年にはロート製薬、16〜19年の4年間は塩野義製薬、20年は小野薬品工業、21年は大日本住友製薬(現住
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